内容説明
企業を変えるのは「人のせいにしない」社員。ビジネスシーンにはびこる「他責病」があなたと会社をダメにする!?2012年発刊『自責社員と他責社員』に加筆・修正&イラストを施し再構築!
目次
第1章 「他責病」の実態とその処方箋(「他責」という病原が会社にはびこるとどうなるか;「自責」で考えれば解決策が見えてくる ほか)
第2章 自分と他人を知り「他責」を脱する(社員の話と行動に、成長の阻害要因が表れる;話を聞けば、目標の混乱が手に取るようにわかる ほか)
第3章 自分のなすべき事をゼロから考える(全社目標を理解し、計画を立てて行動を起こす;目標達成を阻む5つのギャップ ほか)
第4章 自分をうまく責める技術(解決すべき問題は、目標と実績のギャップにある;数値化することは、行動のガイドラインにもなる ほか)
著者等紹介
松本洋[マツモトヒロシ]
APIコンサルタンツ(株)代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Taizo
4
タイトルほど「他責病」にフォーカスした内容ではない。他責思考が蔓延る組織は伸び悩むということは大前提として、ではそのような組織の改革に必要なことを主に論じている。どちらかというと経営者や管理職向けの本。著者は、実際にその組織に入り込み実務を経験することで、現場レベルから経営を立て直すコンサルタントのようなので、その経験によっているのだと思う。個々人が少し高めの目標を設定し、それが組織の目標と噛み合っている時、その組織はハイパフォーマンスをするようである。自分の目標も見直そうと思う。2021/10/31