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内容説明
全米一、銀行強盗発生率の高い街であるボストン郊外のチャールズタウン。ここでは強盗は誇り高き家業だ。そんな街で生まれ育ったダグは、幼なじみを率いて、現金強奪をすることに何の疑問も抱いていなかった。だが、ある銀行襲撃をきっかけに、何かが変わった―銀行の女性支店長クレアに恋をしてしまったらしい。深入りできない苦しい恋に悩みながら、次の襲撃の準備を進めるダグ。一方、FBIは着々とダグたち一味に捜査の手を伸ばしていた。加害者と被害者、追う者と追われる者が、クレアを軸にして出会ったとき…。巧みな人物描写とプロットで読ませる、傑作ミステリー。
著者等紹介
ホーガン,チャック[ホーガン,チャック][Hogan,Chuck]
アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。ビデオショップで働きながら書いた小説『人質』(講談社文庫)がエージェントの目にとまり、たちまち大手出版社でデビュー。3作目にあたる『強盗こそ、われらが宿命』でハメット賞を受賞。ミステリー界の地位を不動のものとした。現在もマサチューセッツ州在住
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ライム
4
なかなか進まず苦労した。これからいったいどうなるのだろう。非現実的でも良いから、ダグに救いがあると良いと思いつつ、下巻を読む2018/12/27
yamamot0takashi
1
翻訳ものミステリーとしてはかなり心理描写が繊細ですな。完全にベン・アフレックとレベッカ・ホールとジェレミー・レナーとブレイク・ライブリーが頭に浮かんじゃってる。2013/02/05
hikarunoir
1
「渇き」とそれぞれの「傷」についての洞察が精緻。節度ある恋も無制限の暴力も、映画版より「ヒート」してる。2011/05/11
藍兒堂
0
★★★
みーふぃ
0
断然 流刑の街より面白い。だけではない切なさがある