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内容説明
ある凍えるような陰惨な冬の日、ひとりの男がデトロイトのスラムで産声をあげた。彼の名は「ホーサン」。その名の通り「淫売(ホー)の息子(サン)」として生まれ、幼い頃からポン引きになることを運命づけられていた。母とその仲間の娼婦たちに囲まれ、ストリートを庭として暴れまわった少年時代。そして、あらゆる悪事を企み、金と暴力と女にまみれた青年時代…。ホーサンの悪徳と堕落に満ちたその日々を描く。2パック、ジェイ・Z、DMX、リュダクリス―ヒップホップスターたちがリスペクトし、彼らの歌詞にも登場、ブラック界のカリスマ作家による衝撃の半自伝的小説。
著者等紹介
ゴインズ,ドナルド[ゴインズ,ドナルド][Goines,Donald]
1937年、デトロイト生まれ。比較的裕福な家庭に生まれたが、家業を継ぐことを嫌い、10代で年齢を偽って軍隊に入隊。しかし、1952~55年の従軍中にヘロイン依存症となる。赴任地日本から帰国後、クスリ代を稼ぐために、ポン引き、強盗、密売などの悪事に手を染めた。ついに実刑となった服役中に小説を書きはじめ、ジャクソン刑務所にいるとき、半自伝的ともいえる『ブラック・デトロイト』を書き上げる。1970年の釈放後から本格的に執筆活動を始め、16作品を世に送り出した(うち何作かは“Al.C.Clark”名義)。全作品の売り上げは全世界で1000万部にのぼるとも言われ、2パック、ジェイ・Z、DMX、リュダクリスなどヒップホップのスターたちがリスペクトしている、ブラック界のカリスマ的人物。1974年、妻とともに銃撃され、37歳で死亡
東山彰良[ヒガシヤマアキラ]
1968年台湾生まれ。2003年『逃亡作法TURD ON THE RUN』で作家デビュー。現在、大学非常勤講師。福岡県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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