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内容説明
幼い姪を育てながらワシントンDCでかりそめの暮らしを送るCIA工作員エリン。ある朝、彼女は近所の公園でふとした光景に目をとめる。見事な手品で子供たちを魅了するアイスクリーム売りの男―その華麗な手さばきは、19年前に妹をさらった男そのものだった。数年後、妹は奇跡的に救出されたものの、今も深く心を閉ざしたまま何も語ろうとしない。同じ夜、例の公園で少女が姿を消したと知ったエリンは、不気味な連続誘拐犯“マジシャン”を追うFBI捜査官アレックと共に危険な狩りに乗り出すが、いつしか恐るべき陰謀のゲームに引き込まれてゆく…。I・ジョハンセン絶賛の傑作サスペンス。
著者等紹介
ルーイン,パトリシア[ルーイン,パトリシア][Lewin,Patricia]
コンピュータサイエンスの学士号を取得し、10年以上IBMに勤務したのち、90年代のなかばから執筆活動を開始
石原未奈子[イシハラミナコ]
広島県出身、東京外国語大学外国語学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつぼう
2
前作【幼き逃亡者の祈り】と同じく、今回も犠牲になるのは子供達なんです。私自身も娘を持つ親としての目線で読んだのですが、誘拐された子供達が助かってほしいと思いながらページをめくってました。パトリシア・ルーインはスピーディな展開とよく練られたプロットが魅力です。主人公のエリンの目線、そして誘拐された少年の目線、そしてマジシャンの目線で展開さえるので凄くスリリングですよ。最後の最後まで目の離せない展開で手に汗握るのは確実です。かなりオススメの一冊となりました。2008/09/23
サトコだよ
1
翻訳がいい。最後までハラハラドキドキが止まりません。続編が読みたいけど見つからない。 2005年Out of Time
まゆこ
0
★★★☆☆2008/02/13