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内容説明
ミネアポリス市警内務監査課のアマンダ・サヴァード警部補。陰ある美貌の奥には、決して他人にはふれさせない心の壁があった。コヴァックは事件を追ううちにアマンダに惹かれはじめ、やがて二人は一夜をともにする。いっぽうカーティス殺害事件では、すでに捕まっている男とは異なる犯人像が浮かびあがりはじめた。幾重にも隠されていた真実に迫るリスカとコヴァック。だが、真相がほの見えてきたことで、彼ら自身や家族にまで敵の魔の手が伸びてくる。そして事件は悲劇的なクライマックスへと向かいはじめた。
著者等紹介
ホウグ,タミー[ホウグ,タミー][Hoag,Tami]
ミネソタ州出身。高校時代の同級生と結婚し、さまざまな職業を経たのち、1988年にロマンス作家としてデビュー。以来、多くの作品をベストセラー・リストに送り込んでいる。近年はサスペンス色の濃い作品を数多く発表し、人気サスペンス作家としての地位を確立
戸田早紀[トダサキ]
津田塾大学学芸学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gakurin
3
このタイトル、この表紙!誰が見ても、ハーレクイン風だと思うでしょうね。ところが読んでびっくり、安直に「過去への殺意」とでもタイトルをつけて、それらしい装丁にしたら、すっかりアメリカっぽい警察ものに変身しそう。見かけと内容のギャップがすごい作品。2016/06/11
ぶく
2
タミー・ホウグ1冊目。ロマンティック・サスペンス作家らしいがこれはハードボイルド本。主人公・コヴァックと相棒のリスカが正義感もあり勘が鋭く真面目な刑事で上司に何と言われようと事件を解決しようと奮闘する姿が良い。ミステリー物としては海外ドラマ観てるみたいにサクサク読めて良いが、ミステリー好きには物足りないのかな?2022/01/04