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内容説明
ブランドン・バーミンガムに連れられて新天地アメリカへ渡ったヘザーは、バーミンガム家が富裕な一族だということをはじめて知り、唖然とした。魅力的な性格と容姿で、ブランドンの弟や使用人たちに気に入られた彼女は、いつの日かブランドンに妻として認められることを願いつつ、出産に備える。ブランドンがひそかに彼女を愛しはじめているとは知る由もなかった。また、彼女の知らないことがもうひとつあった。それは、ロンドンに封じ込めてきたはずの恐ろしい過去がよみがえろうとしていることだった…。
著者等紹介
ウッディウィス,キャスリーン・E.[ウッディウィス,キャスリーンE.][Woodiwiss,Kathleen E.]
アメリカで「ヒストリカル・ロマンスのファースト・レディ」と呼ばれている大御所。1972年に『炎と花』を発表して以来、『狼と鳩』『シャナ』などの名作を次々と上梓、今日のヒストリカル・ロマンスの隆盛を築く先駆けとなった
野口百合子[ノグチユリコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イヴ@乗馬に夢中
18
ツンデレ感、半端ねぇ〜♡♡いやーめっちゃ良かった。ヒーロー、ブランドンが1年の禁欲生活の思いを怒りながらヘザーにぶちまける、ごめん、笑えた。ここ最高!いやー男って大変だね。誰にもなびかなかったブランドンに拍手!良い男やないの〜。そして後半からデレデレしちゃって、ブランドン。イチャイチャ、SEXしすぎですよ、そしてラストは後半そして殺人事件も起こって(最初の事件もね)サスペンス要素もあって、いやー満足。本当にオススメです。絶対読んでない方は読んでほしい。2018/06/24
たまきら
17
後半は事件よりも、18歳のヒロインが周囲の力も借りつつ恐れや自己否定から開放され、美しく花開いていくことに重きが置かれていてうっとり。当時の航海の過酷さや、「かわいい子は誘拐しちゃえ!」な時代背景にう~む…こりゃ美女に生まれたら大変だし、美女な娘やお嫁さんいたらもっと大変だ、と。主人公男子の必死で奥さんをつなぎとめようとするところが大笑いです。筋自体はシンプルな作りですが、時代背景の細かい描写と、心理描写はやはり女性の作家さんならでは。70年代にこういう本が出版されてたんだ…と興味深いです。2015/07/07
Miyuki_fsog
16
H/Hに どんな魔の手が…と ドキドキ&ハラハラで読むのを止められなかった‼ 自分の思いと違う形で結婚させられた事に不満なヒーローが時々 悪態ついてヒロイン・ヘザーを泣かしてムカついてたけど、元婚約者に対しては しっかりとヒロインを守ってくれてたので、はなまる?2018/07/23
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
15
良かったわ~(☆∀☆) キュンキュンした(^з^)-☆ このシリーズはまったわ。 ドンドン読まねばd=(^o^)=b2020/09/10
まみ子
6
元婚約者とヒーローの対決がいい!ヒーローのヒロインに対する思いが伝わってきて、もうべた惚れですね。って感じが大好きです。お気に入りです。なにやらスピンオフがあるとのことなので、さっそく探してみます。2015/07/03