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ヴィレッジブックス
男殺しのロニー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784789726672
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「ふざけんじゃないわよ!」―美人映画プロデューサーのロニーは、とっさにビール瓶でその大男を殴りつけていた。バーにいた無防備な娘にしつこく暴力をふるっていたから。しかし殴った相手が悪かった。悪名とどろく凶悪男ニオンだったのだ。執念深いニオンはロニーの身元を探り出し、いたぶりながら復讐しようとする。だが、黙ってやられている彼女ではない。悩みぬいた末、ロニーはある脚本家の卵の力を借りようとするのだが、その男もまた追われる身だった。追うものと追われるもの、生き残りをかけた死闘がいま、はじまる!シェイマス賞受賞作家が別名義で挑戦する、粋な都会派ミステリー。

著者等紹介

シャノン,レイ[シャノン,レイ][Shannon,Ray]
アメリカ・ロサンジェルス生まれ。シェイマス賞、アンソニー賞を受賞した作家ガー・アンソニー・ヘイウッドとして『漆黒の怒り』(早川書房)など黒人探偵シリーズを発表している作家の別名。レイ・シャノン名義では『男殺しのロニー』がデビュー作。現在はロサンジェルス・タイムズ誌、ニューヨーク・タイムズ誌などに寄稿するほか、テレビドラマや映画の脚本も執筆している

鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやび

10
ロニーは容姿端麗、ハリウッドの映画プロデューサーで、なにやら脛に傷持つ女。バーで女性に暴力を振るう男をボコボコにしたら、なんとそれが殺し屋で命を狙われるはめに。その殺し屋がロニーの家に侵入した時は、同じ女として震えるほど怖くて悔しかった。でもだからって「殺すしかない」と立ち上がるなんて、応援していいのかしらコレ…と複雑な思いを抱きつつ「どうか逃げ切れますように」と願いながら読みました。2019/12/18

蝶々

8
◎爽快やわ。気分が荒ぶとどうでもええような女が活躍してめちゃめちゃにしてくれるんの読むんが一番。「ロニー殺っちまいな」っちゅうキルビルみたいんの言いたくなるねんて。そやからアタシがルーシー・リューかもしれん。気になるんは下の人のコメント。おっぱいやろか?2009/05/15

じょじょ

3
面白かった。この先どうなるのかドキドキしながら読んだのは久しぶり。2018/12/06

聖月

3
◎◎映画的見せ場は・・・とにかくしつこい殺人者と、そこから逃げる二人の手に汗握る・・・のみでなく、しつこい男たちのオンパレードなのである。エリスが冒頭で痛めつけたアホなメキシコ兄弟もしつこいし、ロニーの職場のライバル糞野郎もしつこいし、しつこいまま、ラスト○頁となっても皆意気軒昂のなので、ハラハラドキドキ、どういう結末を迎えるの?って感じの楽しさである。まあ、読んでいれば、ハッピーエンドは予測されるのだけど、それにしてもラストまで続くこれだけの困難を、作者はどう料理するんだろうという興味で読み手は飽くこと2006/01/19

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