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内容説明
前回、愛猫ウィンキーとあざやかに事件を解決し、一躍“ノース・ジャージーのミス・マーブル”として有名になった著作権エージェントのジェーン。でも依然として事務所の経営は火の車で頭を抱えていたところ、超人気歌手ゴッデスの代理人をやらないかという耳よりな話が持ち込まれた。いそいそとゴッデスとの初対面に臨んだ場で、なんと仲立ちしてくれた編集者が無惨な姿で発見される。何日か前に開いたひとり息子ニックの誕生日パーティーでは首吊り死体を発見してしまうし、どうしてジェーンの行く先々に死体が?今度もウィンキーの手を借りて、みごと事件解決となるのか?好評シリーズ第二弾。
著者等紹介
マーシャル,エヴァン[マーシャル,エヴァン][Marshall,Evan]
ボストン・カレッジを卒業後、ホートン・ミフリンなど大手出版社の書籍編集者を経て、1987年にみずから著作権代理事務所を設立、現在も辣腕著作権エージェントとして活躍している。数々の新人を送り出すかたわら、小説を執筆するためのハウツー本も多く書いており、「小説作法の教祖」としても有名。現在はニュージャージー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みとと50
10
ジェーンにも春は来るか?ダニエルの話もちょっときな臭いと思った。てっきり結婚焦ってるだけかと思ったけど、お父様のあれこれで、確信した。やっぱり一番の受益者は誰かって事だもんね。スターとか、面倒なひとの相手って本当に大変そうだった。グリーンバーグさんは良い人っぽいから上手く行けばいいな。猫美味しい所さらった感じ。2014/08/03
まりえる
1
第1作に続けて読んでみましたが、相変わらず、作風は明るいのに、犯罪が重苦しいです。そして主人公仕事しろよ…。2013/06/15
いつみ
1
第一弾よりは猫描写が多かった!どうやらクレームも多かったみたい。でもまだまだだな。にしても身内、というか準キャラを遠慮なくいじる展開にびっくり。ダニエルには幸せになってもらいたいけどジニーっていくつなんだろう。ジェーンと警察官のロマンス、そうくるとついジル・チャーチルを思い出してしまうわ(笑)2013/05/14
ぱでぃんとんⅡ
1
ストーリーよりも気になる事。フローレンス。ベビーシッターなのに、住み込みで、洗濯したりお料理作ったり忙しそう。家政婦にしか思えないんだけどね~。2009/11/29
あつぼう
1
前作では三毛猫ウィンキーの出番があまりなかったから、猫ミステリーを期待してたら、ちょっと肩透かしを喰らった気分になった人も多いかも。それでもウィンキーは、ここ一番で事件の鍵を解く行動をします。前作の活躍で【ノース・ジャージーのミス・マープル】と異名をとるようになったジェーンは今作でも活躍します。周りの人がジェーンなら謎を解明するって思ってるので、嫌でも行動しなければいけない状況になります。 ジェーンのロマンスにも進展があるし、アシスタントのダニエルの秘密にも注目ですよ。2007/11/10