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内容説明
アメリカ人青年ジェシーとソルボンヌに通うセリーヌ。ヨーロッパを横断するユーロトレインで偶然に出会い、その瞬間から心惹かれあったふたりはウィーンで途中下車し、街を歩きながら語り合い、気持ちを近づけていく。だが、無常にも時は刻々とすぎ、別れのときがやってきた。ふたりは半年後に再会することを約束し、夜明けに駅のホームで別れる。あの朝から9年―セリーヌとの思い出をもとに小説を執筆したジェシーは、パリで開かれたサイン会に出席する。その会場の隅でセリーヌの姿を見つけるが…。
著者等紹介
小島由記子[コジマユキコ]
翻訳家、作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
47
これは珍本。瞼の裏に映像を再生する為にある。こんな悠長な文庫を今や出版できるだろうか。表紙はとても素敵なシーンでパリをそぞろ歩きたくなる。また映画を観たくなった。2017/02/12
ミユキ
2
たった85分の物語。幸福と後悔と期待と諦めが入り混じり、濃密になる二人の時間。もどかしい。2015/10/02
トチュウ
2
フリマで安かったので、映画は観てないが手にとってみました。うん、いかにも映画のストーリー(悪い意味ではなく)。最後が曖昧なので、人によってエンディングの解釈が色々ありそう。映画も観てみたいな。2013/09/03
ミユキ
1
痛いほど君が好きなのにを読んで、手に取った。
miho
1
サンライズから時がたち、実際の役者さんも同じ時を重ねて、大人になって、主人公たちは「あの頃」と変わらない素敵さと、お互いの想いを確かめて、会話の中には、若さと情熱に深みが伴って、素敵な映画でした。2015/05/13