内容説明
故郷スコットランドを追われ、ひょんなことからニューヨークへやってきたアザミの妖精ヘザーとモラグ。ニューヨーカーを巻き込んで、キュートでシニカルな妖精たちが大暴れ。話題のファンタジー・ロマンス。
著者等紹介
ミラー,マーティン[ミラー,マーティン][Millar,Martin]
スコットランド、グラスゴー生まれ。ロンドンでさまざまな職業を経て、作家となる。1987年から6冊の小説を書き上げたあと、マーティン・スコット名義で1999年にファンタジー小説『魔術探偵スラクサス』(ハヤカワ文庫)を発表し、世界幻想文学大賞を受賞する
村井智之[ムライトモユキ]
1968年生まれ。ニューヨーク市立大学卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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matsu0310
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☆☆☆人も妖精もとんだクズ野郎ばっかし(いや、女性が多いが)なんだが、そんな歪んだキャラの割に話はそこそこストレートで嫌な感じはしないね2013/05/27
イエエエエエエガアアアアアアア
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どこで手に入れたか全然記憶にないけど、すごく印象に残ってた本。最初はなんか難しかった気がしたんだけど、面白かった
timeturner
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表紙は少女趣味だけど小生意気で大酒飲みの妖精が出てきて楽しかった。2006/01/26
ヴィオラ
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面白かったかは、すっかり忘却の彼方ですが、「スラクサス」の作者の別名義作品。巨大な敵を倒したり、偉大な使命を達成したり、そんなのと全然関係ない所で話が進んでいくのが「妖精」らしくて良いのかもね(^_^)スコットランドからやってきた妖精たちが、ニューヨークで騒動を巻き起こす…そのまんまな感じだけど(^_^;)色々な伏線も最後には綺麗にまとまっていくし、なかなかの良作。2011/09/20
調“本”薬局問悶堂
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表紙のかわいさと、現代のファンタジーというワードに惹かれて。 翻訳があまりしっくりこなかった。 雰囲気は80年代アメリカ版『真夏の夜の夢』 (妖精ってこんなに愚かだった?) いつでも人間は妖精に振り回されるけど「最後はHaapy Endだから!」という感じの話。 ちょっとイラつくけどかわいい。 でもこの雰囲気を持つ作家ならFranchesca Lia Blockがダントツ。 そういえば、妖精を見たことがある友達がいた。 とても羨ましい。 私は見えたことがないから。 妖精を呼ぶ方法があるそう。2005/03/15