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内容説明
アンは辛口批評で知られるロサンゼルスの映画記者。ただ映画を観つづけるのにうんざりしていたある日、帰宅するとバスルームに美女の死体が…。殺されたのが脚本家志望のグレタという女性であることを知ったアンは、映画界から足を洗う大スクープをものにするチャンスとばかり、独自に取材を始める。マスコミ嫌いのロス市警刑事ロックウッドや、映画界進出を狙う新聞社社長などの妨害にもめげず東奔西走するうち、グレタの身辺で殺人等の怪事件が頻発していたことがわかり―。いったいここハリウッドで何が起こっているのか?映画狂の都がひた隠す醜悪な裏の顔を暴き出す、戦慄のクライム・ノベル。
著者等紹介
ノード,ヘレン[ノード,ヘレン][Knode,Helen]
1957年、カナダのアルバータ州カルガリー生まれ。1985年から1991年まで『LAウィークリー』紙の映画担当記者として活躍。1990年ごろに『ブラック・ダリア』や『LAコンフィデンシャル』の著者として有名なジェイムズ・エルロイと出会い、1991年に結婚する。『ハリウッドは鎮魂歌を奏でる』は彼女が夫エルロイの熱心な勧めにより、初めて書いた小説である。現在はカリフォルニア在住
大倉貴子[オオクラタカコ]
1966年生まれ。上智大学英文学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。