内容説明
消息を絶った弟子のデパ・ビラバを探し、真相を突き止めるため、生まれ故郷であるハルウン・コルに赴いたメイス・ウィンドゥが目にしたのは、終わることのない悲惨な戦いの現実だった。現地のゲリラ組織と接触し、危険なジャングルの奥へと足を踏み入れたメイスは、カリスマ的なシャーマンにして指導者、カー・ヴァスターに出会う。そしてついに、ヴァスターと行動を共にするデパと再会するが、彼女は変わり果てた姿となっていた…。短編『エクイップメント』も収録。
著者等紹介
ストーヴァー,マシュー[ストーヴァー,マシュー][Stover,Matthew]
ブルース・リーが提唱したジークンドー(載拳道)と似たコンセプトを持つDegerberg Blend(デジャーバーグ・ブレンド)の研究家であるストーヴァーは、マシュー・ウードリング・ストーヴァー名義で、『The Real Flash Gordon』『Blade of Tyshalle』『Heroes Die』『Iron Dawn』『Jericho Moon』など数多くの作品を著している。作家のロビン・フィールダーとシカゴに在住
富永和子[トミナガカズコ]
東京生まれ。独協大学外国語学部英語学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
50
下巻も、私の想像力の限界を幾度も突破した。しかし、ジェダイの苦悩は十分に伝わってきた。人間らしい、愛や欲を捨ててまで、ジェダイとして生きる。それって無理してるんじゃないのか、そこまでしてジェダイとして生きる意味はあんのかと余計なことを考えてしまいました。私ならダークサイドにすぐに落ちるだろう2021/05/05
Musa(ムサ)
9
極限状態のジャングルでジェダイの掟と過酷な現実との狭間で戦うメイス、多くの犠牲を出しながらも最終的にはジェダイとして最善の決着がつけられたと言えそうです。2022/08/31
やいとや
3
ハードボイルド探偵inヴェトナム戦争。・・・いや、マジで。こんだけハードボイルドなガジェットをふんだんに織り込みつつ、ラストはきちんとスターウォーズって、結構凄い。後、何気にハードボイルドらしく訳している訳者の技量も讃えられるべきかな。2020/03/31
fried_bogy
0
このお話はレジェンズだけど、"ジェダイ"が"戦争をする"、ってことを考える、よすがになる…。ぐいぐい読ませる。面白かった。2017/03/24
すたうお
0
主人公はジェダイの長老であるメイス・ウィンドウで、エピソード2の半年後の惑星ハルウン・コルでの戦いが描かれています。 非常に攻撃的なライトセイバーの戦闘フォームであるヴァーパッドの使い手であるメイス・ウィンドウは非常に攻撃的な側面を持っていて、そういう意味ではアナキン・スカイウォーカーの良き理解者へ変化していくのもうなづけます。 ↓ ブログも書きました。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-2237.html2013/01/19