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内容説明
ハーディングはライセンスを剥奪されたシカゴの“元”私立探偵。今も探偵らしき仕事で食いつないでいる彼が、恋人アリスンと友人の結婚式に出席しようとした矢先、ふたつの悪い知らせが飛びこんできた。ひとつはハーディングの名刺を持ったトレイシーという見知らぬ女性が無惨な死体で発見されたということ、もうひとつは新郎チャールズが姿をくらましたとのことだった。どちらの知らせにも首を傾げるハーディングだったが、調べるうち、すべては十年前アリスンが湖畔で過ごしたある夏に集約していく。あの日あの時、一体何があったのか?ミステリー界が注目する期待の新ハードボイルド・サスペンス。
著者等紹介
ウェッセル,ジョン[ウェッセル,ジョン][Wessel,John]
シカゴ大学卒業。1994年、42歳の時、書店員として働くかたわら小説を書き、オハイオ州「シンシナティ・マガジン」主催のミステリー短編コンテストで第一席を獲得する。これをきっかけにスー・グラフトンに才能を認められ、1996年に大手出版社のサイモン&シュスターから『天使の爪』(DHC)で華々しくデビュー、各書評誌から激賞される
矢口誠[ヤグチマコト]
1962年生まれ。慶応大学文学部卒業。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。