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内容説明
時は11世紀。南フランスの村で妻ソフィーとともに宿屋を営むユーグは十字軍に加わったものの、敵味方双方のあまりの蛮行に嫌気がさし、やがて帰郷した。しかし、彼が目にしたのは焼け落ちた自分の宿。村人によれば、謎の騎士団が襲来し、宿に火を放ってソフィーを連れ去ったという。冷酷な領主ボードワンの仕業だと直感したユーグは怒りに燃えて、ソフィーを奪還すべく行動を開始する。が、その前途に渦巻くのは、計り知れない価値のある聖遺物をめぐる密謀だった!全米ベストセラーNo.1に輝く壮大なスケールの歴史アドベンチャー・ロマン。
著者等紹介
パタースン,ジェイムズ[パタースン,ジェイムズ][Patterson,James]
1947年、ニューヨーク州ニューバーグに生まれる。71年に広告代理店J・ウォルター・トンプソンに入社、90年から96年まで同社の会長を務めた。当代きっての人気作家のひとりであり、数々のベストセラーを生み出している
大西央士[オオニシヒロシ]
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なる。
2
思いのほか楽しめた。 映画一本分くらいに感じる。
クイックラック
1
おおおお面白ぇぇぇぇぇっ!積読の山からふと手に取って読み始めたプロローグが卑怯なくらいに引き込まれる文章でページめくる手が止まらない。そこまで興味を持たせる聖遺物って何?持ち主は道化師?で、振り返る過去が十字軍遠征!?で、どんどん芋づる式に引き込まれた。主人公ユーグに次々訪れる展開もピンチありチャンスありロマンスありで面白かった。映画化とかドラマ化とかされないのか、ってくらい場面展開やセリフ回しが良い。さあ、ネタバレ怖くてできなかったネット検索がこれでできるぞ!(笑)2023/01/23
dynamonda
1
領主に虐げられる日々から開放されるべく十字軍に参加するユーグ、しかあし十字軍の蛮行を目の当たりにしたため失望から逃亡、しかし村は謎の騎士団によって滅ぼされており子は殺され妻は生死がわからない。主人公ユーグの復讐譚であり、作中で重要視される<聖遺物>を巡る争いでもある。道化師として敵陣に潜入する、虐げられる者達が団結して叛逆するなど王道な物語を楽しむことができた。2018/12/06
かりあ
1
高校時代に読んだ
まさ
0
重厚感は無い代わりに、サクサク読めて面白かった。伏線はあったけど・・・ええっ!?最後はそういうオチですか?2013/03/02