内容説明
のら猫・飼い猫・愛に溺れる猫・孤独な猫…50匹が語る人生の転機。『New Yorker』誌の人気イラストレーターが集めた、猫たちの告白。
著者等紹介
カプラン,ブルース・E.[カプラン,ブルースE.][Kaplan,Bruce Eric]
『ニューヨーカー』誌に風刺画を連載するイラストレーターであり、人気テレビドラマの脚本家でもある多彩な作家。ロサンジェルス在住
鈴木彩織[スズキサオリ]
明治大学文学部卒業。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TANGO
38
図書館本。十人十色、ならぬ五十匹五十色。アメリカの猫たちのインタビュー集。見開き二ページに一匹ずつの、人生=猫生を変えた出会いがイラスト付で紹介。変わる、は、良い方にも悪い方にも変わるけど、猫らしい生きざまには、私はやっぱり憧れる。2014/05/28
キジネコ
35
「じっとしてても何も変わらないぞ」って諺には猫じゃなくて石が使われてますね。この本、表紙同様、毎ページに可愛げのない猫がジットこちらを見つめています。啓発本かな?と手にとった最大の訳は、この猫達への条件反射なのですがページを繰り始めて予想が外れた事に気付かされます。インタヴューに応えて彼らが人生の決定的な方向転換のキッカケになった出会い、できごとについて語ります。こ~しろ、あ~しろの教訓や思い入れは一切なし、文末にシッポさえない。でも気付きます、それぞれの独白に鏡を覗き込む様に自分を重ねあわせてる事に。 2014/09/08
ゆりあす62
18
図書館本。何気なく手にとって、題名に引かれ借りてきた。某○マゾンの星は、少なかったけど、私は、好きだな~こうゆうちょっとブラックなの。特に、「トーマス」と「セシル」はグッときました。2015/07/21
きょん
6
きみの人生を大きく変えることになった相手は誰だい?、、、著者がアメリカ中の猫にインタビューしたという一冊。どれもなかなか示唆に富んでいて、そしてやっぱりどこか猫らしくて面白い。2021/03/03
サゴ
5
自己啓発書の類? 印象に残る出会いのエピソードを猫たちが語る。これが人だったら退屈に感じるところだが、あんなちっちゃい頭でこんなにも深いこと考えてるなんて、なんともかわいらしい。2010/06/07
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