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内容説明
コクトー、サルトル、ユゴー、ボーヴォワール…文豪たちの秘められたラブレターを、フランス恋愛小説界を代表する女流作家が一冊の本にまとめました。恋のはじまりから、愛の誓い、欲望、すれ違い、せつなさ、苛立ち、別れまで。天才たちが鎧を脱いでしたためた愛の手紙の数々―ここにはきっと、あなたの恋に通じる一筋が。
目次
恋のはじまり
愛の誓い
欲望
すれ違い
哀願
せつなさ
苛立ち
別れ
著者等紹介
シャプサル,マドレーヌ[シャプサル,マドレーヌ][Chapsal,Madeleine]
1925年パリ生まれ。文芸編集者を経て作家に。フランス恋愛小説界の大家とうたわれている
平岡敦[ヒラオカアツシ]
早稲田大学第一文学部仏文科卒、中央大学大学院仏文学専攻修了。翻訳家。中央大学講師
松本百合子[マツモトユリコ]
上智大学仏文科卒。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーこ
12
凄く素敵です!大切な人との秘密の手紙をこうやって掘り返してしまうのは本当はよろしくないのですがコクトー、サルトル、ユゴー、ボーヴォワール、このそうそうたる顔ぶれの恋文はなんとも贅沢です。全ての手紙を抱き締めたくなります。2016/11/09
まゆり
7
時代が変わっても、国が変わっても、通信手段が変わっても、人の想いって生々しく、醜くてでも切なかったりで、胸がけっこういっぱい。 特に、この時、自分とリンクしたものが合ったときは、心強いだろうな。2014/10/25
ごま麦茶
2
文豪や哲学者たちのラブレター。やはり言葉が綺麗。メールどころか電話もない時代、手紙で想いを伝えるのがとても大切にされていたことを感じました。時代が違っても、好きだと伝えたり、別れ話をしたりは、メールと手紙の違いはあれど、やってることは今とあまり変わらないのかも…?そのラブレターの書き手の作品を読んでからだとまたもっと面白く読めそう。2020/03/20
Miyabi
0
再読。読みたいページが決まってきたかも;2013/05/10