内容説明
奪われた名画を追って、ハンとレイアは砂漠へ向かい、帝国軍の捜索隊も出動する。かつてルークが暮らしていた農場に立ち寄ったレイアは、現在の農場主であるダークライターから、祖母シミ・スカイウォーカーの日記を手渡された。そこには、人々から慕われる純真なアナキン少年の思い出が綴られていた。父ダース・ヴェイダーを憎み、己の血を呪うあまり子供をつくることさえ拒否しているレイアは、とまどいをおぼえる…。
著者等紹介
デニング,トロイ[デニング,トロイ][Denning,Troy]
1963年、米国コロラド州で生まれる。『Pages of Pain』、『Beyond the High Road』などSF小説や冒険小説を中心に数多くの作品を執筆。別名義で書いた『watership』はベストセラーとなった
富永和子[トミナガカズコ]
東京生まれ。独協大学外国語学部英語学科卒業
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感想・レビュー
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Musa(ムサ)
10
シスの暗黒卿である「ダース・ベイダー」としての面しか父親のことを知らなかったレイアが、祖母であるシミの日記や父親のかつての友人達から「アナキン・スカイウォーカー」としての面を教えられ、困惑しながらも父親を受け入れようとする一冊。アナキンとしての父親に触れたことのあるルークと、そうではないレイアとの反応の差がうまく描かれており面白かったです。2022/07/26
やま
0
EP6後について書かれたスピンオフ小説。この前に1作あることもあって話がつかみにくかった。シミの日記やアナキンの旧友達が語るアナキンへの思いが印象的。2016/12/10