出版社内容情報
【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店福岡天神店・竹下】
自転車修理工からのたたき上げの馬主。謎めいた野生馬馴らしの寡黙な調教師、片目が不自由な騎手、そして脚の曲がった小さな馬シービスケット。登場人物の設定だけで涙があふれ出そうな話。競馬をただのギャンブルと考えていた人もこの本を読めば興味を持つはずです。
【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店大津店・藤井嘉人】
1930年代、日本競馬がまだ黎明期の頃、アメリカにシービスケットという馬がいた。競馬ファンでありながら、この馬の存在を知らなかった事が恥ずかしい。
内容説明
世界恐慌に苦しむ1938年、マスコミをもっともにぎわせたのはルーズベルト大統領でも、ヒトラーでも、ムッソリーニでもなかった。ルー・ゲーリッグでもクラーク・ゲイブルでもない。その年、新聞がもっとも大きく紙面を割いたのは、脚の曲がった小さな競走馬だった。馬主は自転車修理工から身を起こした西部の自動車王、チャールズ・ハワード。謎めいた野生馬馴らしの過去を持つ寡黙な調教師、トム・スミス。片目が不自由な赤毛の騎手、レッド・ポラード。馬の名は、シービスケット。これは、悲運の名馬と男たちの奇跡の物語である。
目次
馬の時代は終わった
孤高の男
性悪で強情でイラついた馬
クーガーとアイスマン
片足にブーツ、片足に名札
光と影
おのれの馬を知れ
十五完歩の空白
引力
ウォーアドミラル〔ほか〕
著者等紹介
ヒレンブランド,ローラ[ヒレンブランド,ローラ][Hillenbrand,Laura]
ヴァージニア州フェアファクス生まれ。1988年より競馬ジャーナリストEQUUS magazine、American Heritage、The Blood‐Horse、Turf and Sport Digestなどで活躍。98年には、シービスケットについての記事で競馬界の名誉ある賞エクリプス賞受賞。ワシントンDC在住
奥田祐士[オクダユウジ]
翻訳家
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感想・レビュー
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