内容説明
半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方を、私は「半農半X」と名づけて提唱。個人を変える、日本が変わる!「新しい幸せづくり」の知恵。
目次
第1章 田舎に出よう!そこは人間復興の場だった!―人と人の間で心地よく生きる 「半農半X」の神髄(大好きなことをして食べていける社会は、可能か;「X」を求め磨く人々―それぞれの田舎暮らし ほか)
第2章 小さな暮らし、大きな夢 田舎暮らしの楽しみ―物欲縮小、健康獲得、甦る家族 「半農」の意味(好きなことをしていくのに、「半農」が不可欠な理由;「引き算の暮らし」―「半農」生活の原則 ほか)
第3章 きっと見つかる!自分という魅力に満ちた原石―「好きなこと」と「役立つこと」の調和 「半X」が目指すもの(「ないものねだり」から、「あるもの探し」へ;「里山的生活」―オンリーワンのまちづくり ほか)
第4章 それは「やりたいこと」か「やるべきこと」か―自分主役の人生創造(沖縄移住現象は、何を物語っているか;万物との関係性の回復が、「半農半X」の真価だ ほか)
第5章 「半農半X」は問題解決型の生き方だ!―さまざまな社会病理を乗り越える知恵(「半農半X」人の自作自演の生き方から、何が見えるか;「志」+「農工商」―創作家の生き方 ほか)
著者等紹介
塩見直紀[シオミナオキ]
1965年京都府綾部市生まれ。大学卒業後、通販会社に勤務。1995年、作家・翻訳家である星川淳氏の著書の中で、氏の生き方である「半農半著」という言葉に出合い、触発される。「私にとって“著”にあたるものは何か?」と問うなかで、誰もが必ず有する可能性や長所を「X」で表現する「半農半X」というコンセプトが生まれる。以後、持続可能な小さな暮らしをベースに、天与の才を活かした仕事を行う「半農半X」というライフスタイルを提唱している。1999年、33歳を機に退社し故郷にUターン、半農半Xを実践しはじめる。現在、小さな自給農のかたわら、「ミッションサポート」をテーマに、個人の「X」を応援する「ポストスクール」という小さなソーシャルビジネスを行う。また2000年より「里山ねっと・あやべ」のスタッフとして、綾部の可能性や21世紀の生き方、暮らし方としての「里山的生活」を市内外に向けて発信している
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