ヴィレッジブックス 標的のミシェル

ガーウッド，ジュリー【著】〈Ｇａｒｗｏｏｄ，Ｊｕｌｉｅ〉/部谷 真奈実【訳】

ソニー・ミュージックソリューションズ（2003/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 614p／高さ 15cm
• 商品コード 9784789720564
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

美貌の女外科医ミシェル・レナードは、パーティーで一人の男と知り合った。男の名はテオ。若手の検事だった。やがて彼はミシェルが暮らすルイジアナの田舎町を訪ねてきた。名目は釣りをするため。実際は、ミシェルをどうしても忘れられなかったからだ。ミシェルのほうも、テオへの思いが胸中に募りつつあることは気づいていた。だが、恐るべき悪の頭脳集団が彼女のいとこに死をもたらし、さらに彼女自身をも狙っていることは知る由もなかった…。全米ベストセラーの超大型ロマンティック・サスペンス。

著者等紹介

ガーウッド，ジュリー［ガーウッド，ジュリー］［Ｇａｒｗｏｄ，Ｊｕｌｉｅ］
長年にわたり、ヒストリカル・ロマンスの人気作家としてアメリカで不動の地位を保ってきたが、２０００年に現代を舞台としたロマンティック・サスペンス小説『心うち砕かれて』（二見書房）を発表。『標的のミシェル』はそれに続く作品で、ひと月以上のあいだニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストに名を連ねた

部谷真奈美［トリヤマナミ］
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ち～]

出張先で虫垂炎の緊急手術を受けた検事テオ。執刀したミシェルが忘れられず、彼女の住む町へ釣りと称して出かけると、彼女の診療所が荒らされていた。不良少年の仕業かと思われていたが…読み手は犯人の恐るべき計画の全てを知っているのに、命を狙われている当の2人は全くそれを知らないハラハラ感。テオを町の弁護士に！と町人こぞってのおもてなし作戦や、テオとミシェルの恋の駆け引きがバツグンに楽しい。事件も最後のもう一捻りや銃撃戦もあり大満足。ミシェルの家族やテオの仕事仲間が主役に負けず劣らずの存在感なのも良かった。

2018/03/08

[イヴ＠乗馬に夢中]

ブキャナン2,面白かった！長男テオ（連邦検事）×外科医ミッシェル 前作同様、序盤にそのヒロインの育ちが書かれている。 悲しい序盤だけど、事件が起こり、二人が出会い一気に加速。ミッシェルの故郷ボーウェンで暮らす人々、子供たちの触れ合いもパパ、兄ジョンもインパクトあり。フットボールコーチに間違えられるテオ、ドタバタ劇へ。サスペンスだけどコミカルな感じ。個人的にはテオの友人女たらしのノア君wが気になる。出会った時から惹かれあう二人だけど、くっつくのは７０％過ぎた頃。メスの裁きが上手いヒロイン、嫌いじゃないww

2018/08/17

[アン]

全作に引き続き面白かったです。１作目の次男ニックもカッコイイですが今回のヒーロー長男テオもステキでした。ブキャナン家の男たちは本当にカッコイイ！サスペンスの方は少し回りくどく感じましたが、最後の最後に意外な事実がわかって面白かったです。登場人物も魅力的でそっちでも楽しめました。ＦＢＩ捜査官のノアもイイ仕事してます＾＾

2015/04/05

[Miyuki_fsog]

ヒロイン･ミシェルが幼い頃のパパとのやりとりが なんとも可愛らしくて… wildなヒーローが好きだけど、今回の眼鏡男子も…❤

2017/06/10

[momo]

この作品は好き💕読んでいて声に出して笑ってしまう場面がなんども!でも、家族愛も素晴らしいし、ロマンスな部分ではドキドキ。ヒロインの故郷は裕福な街ではないけれど、住民の結束であったり、思いやりの精神には感動して読みました。このヒーローがまた、人が良くって最高です。

2019/08/15