ネズミの時計屋さんハーマックスの恋と冒険〈1〉“月の樹”の魔法

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789720533
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

ネズミの時計職人ハーマックス・タンタモクは、平凡ながら充実した生活を愛する独身主義者。けれどもある日、壊れた懐中時計を持ちこんだ女飛行士リンカに、すっかり心を奪われてしまう。しかし、リンカはいつまでたっても時計を取りにこない。名刺をたよりに訪れた部屋は、ひどく荒らされていた。事件の裏には、不老の秘薬“月の樹”をめぐる陰謀が。行方不明になったリンカへの想いはつのるばかり。さあ、どうするハーマックス!?かくして恋と時間の大冒険がはじまった!夫から妻へ―75通のメールが、全米ベストセラー小説になった。永遠の若さを約束する月の樹をめぐる恋と時間の大冒険。

著者等紹介

ホーイ,マイケル[ホーイ,マイケル][Hoeye,Michael]
NYで劇場の裏方やファッションフォトグラファー、高校教師などの職を経たのち、本書で作家デビュー。現在は、妻マーサと老猫ライオネルとともに、オレゴンの石造りコテージに住んでいる

雨沢泰[アメザワヤスシ]
東京生まれ。英米文学翻訳家。小説を中心に多くの作品をてがける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきちん

43
ネズミの時計屋さんハーマックスは、修理にやってきた冒険家のリンカに一目惚れ。約束の日に取りに来ないのを不審に思い、調べ始めると若返りの薬⁈リンカも巻き込まれているのか?…児童書カテですが全然しっかりしたミステリーとして楽しめました。主人公たちが人間でない必要はあるのか?と頭をよぎったりもしたけど、ネズミがテントウムシをペットにしてたり、ドーナツ食べてたりって想像するとかわいいか。ミステリーはちゃんとどんでん返しでラストは気持ちよく。面白かったです。2017/05/26

mntmt

17
夢中になるほどではないけど、おもしろかった。ネズミが主人公なので、ペットがテントウムシだったり、読んでいる雑誌の名前が「週刊チュウチュウ」だったり、そういう所が気が利いていて良かった。あと、ラネイダの店のドーナツがおいしそうだったな〜。2015/10/01

9
【ネタバレ注意】騙された。彼ってすっごくいい人―ではなくもぐらだ―だと思ってたのにっ!名コンビ誕生だなぁとのほほんとしてたところをすこんと抜かれた。/女飛行士リンカにすっかり心を奪われたネズミのハーマックス。しかし彼女は待てども待てども現れない。不老の秘薬<月の樹>を巡る陰謀に、ハーマックスは彼女のため自ら立ち向かっていく。が、まさかの失恋。ハーマックス、どんまい。私は君が好きですよ。/盲目の元画家ミリンさんの優しさにすごく救われた。最後に目が見えるようになって本当によかった。2013/03/15

Maki.

3
全部人間から見るとミニチュアサイズなんだろうなあ〜。ドーナツ食べてるネズミとかすっごく可愛いだろうな。とても清々しいエンディング。中学生以来だからほとんど覚えてなかったけどドーナツとコーヒーのシーンだけはよく覚えてた。2014/08/03

清梢

3
話の中身は覚えていないけれど、ものすごーーーく美味しそうなドーナツが出てきたことは覚えている。2005/01/23

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