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内容説明
ニューヨーク・アートシーンのセレブとして華やかに暮らすケイトを、突然悲劇が襲った。我が子同然のパフォーマンス・アーティストの惨殺死体を発見してしまったのだ。現場に満ちた血の勾いに、ケイトは腕利きの刑事として活躍していた過去を甦らせ、みずから犯人をつきとめる決心をする。だが、そんな彼女を嘲笑うかのように、犯人は次々と芸術界の人間を魔手にかけてゆく。凄惨な現場に共通するのはただひとつ、死体で名画を再現していること。そんな恐るべき連続殺人鬼をマスコミはこう命名した―デス・アーティスト“死の芸術家”と…。現役画家が活字での表現に初挑戦した、戦慄のスリラー。
著者等紹介
サントロファー,ジョナサン[サントロファー,ジョナサン][Santlofer,Jonathan]
1946年ニューヨーク生まれ。ボストン大学で美術を学んだあと、ファイン・アートの画家として活躍、個展が日本をはじめ世界各国で開かれるなど高く評価されている。その一方で、「ニューヨーク・タイムズ」紙などで美術評論家としても活躍している
高山祥子[タカヤマショウコ]
1960年東京生まれ。成城大学文芸学部ヨーロッパ文化学科卒業
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