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内容説明
「…死が二人を分かつまで」クレアの誓いの言葉が静かなチャペルに響いた。奇しくも、そこは２００年後に彼女とフランクが結婚式を挙げるチャペルだった。こうしてクレアは、１８世紀のスコットランドで若き戦士ジェイミーの妻となった。極悪非道なイングランド軍大尉ランダルから逃れる手段としての結婚だったが、ジェイミーの魅力には抗しがたいものがあり、クレアにとっては心安らぐ日々がつづいた。だが、ある日ジェイミーの言いつけにそむいてストーン・サークルへ向かったばかりに、彼女はとうとうランダルの掌中に。
著者等紹介
ガバルドン，ダイアナ［ガバルドン，ダイアナ］［Ｇａｂａｌｄｏｎ，Ｄｉａｎａ］
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族とともに住んでいる。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる
加藤洋子［カトウヨウコ］
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そばかす♪
23
「わたし処女じゃないけどいいの？」「ぼくが童貞でも構わない？」こんな感じの会話に吹いた〜w 年上女と年下男、ちょっと萌えるかも（笑） しかしロマンス系のタイムトラベルって難しいですね。クレアがやたらと気の強い女に見えます。時代の違い、そこんとこクレアだって分かってるでしょうに…；このきかん気の行動の所為で毎度毎度窮地に立たされる。そして懲りずに救出するヒーロー！正に王道？ ヒーロー＆ヒロイン共にわたしには理解出来ない行動とってくれますが、お話的には続きが気になる終わり方してくれまねぇ。さすがと言うべきか。2015/02/27
ぱんちゃん
15
［図書館］手元におきたいのに探しても探しても見つからず、先を読みたい一心で図書館本。めちゃくちゃ面白すぎます。そして、皆が手元から離さない理由を垣間見た思いです。これは凄いいちゃいちゃっぷり。いい！！一難去ってまた一難が何回も繰り返されたのにことごとく王子さま登場ぶり！！ドゥーガルなんて目じゃなかった！もうフランクいいじゃんどうでもって何回も思いました。そして、次のシリーズの題名の不穏さに今から慄いているのですよ。2015/06/20
いっちん
9
【アウトランダー2作目】ラストの展開が半端ない。魔女裁判と急展開とであれよあれよという間に終了。クレアが戻ると物語が続いていかないのはわかるけどあまりにも早急に決断しすぎ。ジェイミーとは政略結婚だし愛されてるの？そして現世のフランク、そしてクレアが消えてしまってどうなっているかが気になる。2015/09/06
月夜
9
アウトランダーシリーズ2巻。徐々にジェイミーに愛が芽生えてくるが…ああいう時代にクレアという女性はめんどくさいこと、この上ない、というのが正直な感想。言うこと聞かないし、自己中だし、のみならず周囲を巻き込みまくる。でも罰されるのは嫌。現代では「自立」だが、あの時代だと単なる「我がまま」にしか見えない。この調子でジェイミーは振り回されるんだろうな、と同情してしまう。この破天荒な話と、ジェイミーの誠実な情熱がどこまで救いになるか…いよいよ盛り上がってきて3巻が楽しみだ。2010/08/10
滇紅(てんこう)
7
★★★☆☆う～ん。２巻は新婚クレアからスタートだから仕方ないが、ラブシーンが多くて結構読むの面倒だった。私はやっぱり色気より冒険なのか(ーー;)後半からは、時の旅人がクレアだけではなかった事が判明したが、その人は？！とか、元の世界に戻れそう？的な展開があってワクワクが戻ってきて終了。2015/12/22
