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内容説明
本書の主人公シャノンはセラピーに通いはじめて５年が経とうとしている。彼女の母親フローは、子どもたちのために家じゅうのものにラベルを貼って名前を書き、子どもたちがすべき仕事のリストをつくり、ものには限度があると教えた―そのせいか、シャノンは世のなかというものは整理整頓されていて、待っていれば自分のための居場所が見つかると誤解してしまった。大学院に入り、勤めていた会社を辞めて新しい生活をはじめたけれど、前進できない―「わたし、このままでいいのかな」と思う女性なら誰でも、共感できる物語…あなたの未来が見つかるかも。
著者等紹介
オルソン，シャノン［オルソン，シャノン］［Ｏｌｓｏｎ，Ｓｈａｎｎｏｎ］
ミネソタ大学で芸術修士号を取得後、同大学で教鞭をとっている。『迷子になったわたしの惑星』でデビュー
大野晶子［オオノアキコ］
成城大学文芸学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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wealth
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中古。何年も前に買って暗くて読み進められずにいたけど、良いタイミングで読めました。「根本的にひとに頼って生きたい」とか、「あなたが自分の仕事をしないからよ」とか、とっても身に沁みました。丁度そういう事考える年齢なんだよね、30って。シャノンが出した赤いシールの意味の候補案を、自分にも適用させようと思いました。特に「その瞬間を生きる」。良い物語だった。2016/07/05
