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内容説明
安定した収入があって生涯をともにできるパートナーがいる―それこそ30歳が最低限押さえておきたい生活スタイルだと思っていた。でも今の僕に何がある?ゼロだ。恋人もいないし当てもない。30歳になったら、20代のときと同じように人を愛せるのかさえ疑わしい。今までの僕とは違う人生、でも何が違うんだろう。30歳になったら、人は何を思い何を求めるんだろう―。サーティブルーに陥った男性心理をコミカルに描いた物語。
著者等紹介
ゲイル,マイク[ゲイル,マイク][Gayle,Mike]
『コスモポリタン』をはじめ、さまざまな雑誌で活躍するフリージャーナリスト
鹿田昌美[シカタマサミ]
大阪生まれ。国際基督教大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wealth
1
中古。歳の近いうちに読めて良かった。読み進むうちに、気持ちが若いだけだった主人公が、どんどん成長していく。十代に抱いていた未来像がいかに適当だったか、そのギャップにはたと気づくのが30って歳なんだよね〜。現実の湿っぽさが主人公に沁みる速度で、読者にも沁みる。いい作品を読めました。とても共感できた。きっかり100章の構成も面白かった。2016/06/11
さくたろ
1
ちょうど三十路の折に読んで、想いは世界共通かと。2004/10/20
電柱
0
たまたまブックオフで見かけて読んだけど当たりだった。2016/12/09
のちおちゃん
0
☆☆☆★2002/10/08