ヴィレッジブックス 素顔は見せないで

ガードナー，リサ【著】〈Ｇａｒｄｎｅｒ，Ｌｉｓａ〉/前野 律【訳】

ソニー・ミュージックソリューションズ（2002/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 515p／高さ 15cm
• 商品コード 9784789718264
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

金髪碧眼、たくましい体、職業は警官―不幸な家庭で育ったテスにとって、ジムはまさに白馬の王子様だった。しかし結婚してからジムは次第に異常さを増していく。おびえる毎日ながらテスが探り当てた夫の正体、それは世間を騒がせている連続女性殺人犯だった！逮捕されたものの脱獄したジムは、復讐のため、そして愛娘を取り戻すため、ふたたびテスに魔手をのばす。泣いてなんかいられない、強くならなくちゃ。ジムと対決する力をつけるため、テスは娘を預けならず者の傭兵Ｊ・Ｔの元へ向かったが…。ラブ・サスペンスの新女王登場。

著者等紹介

ガードナー，リサ［ガードナー，リサ］［Ｇａｒｄｎｅｒ，Ｌｉｓａ］
１９９３年ペンシルヴェニア大学卒業。在学中からアリシア・スコット名義でロマンス小説を書き始め、数々のロマンス小説の賞を受賞。『素顔は見せないで』はリサ・ガードナー名義でメジャーデビューを果たした作品であり、「パブリッシャーズ・ウィークリー」誌などで、ノーラ・ロバーツやアイリス・ジョハンセンにつづくラブ・サスペンスの新風として絶賛を浴びた。その後、２００１年までに４作を発表、それぞれベストセラーリストをにぎわせている。現在はニュー・イングランドに夫と愛犬・愛猫とともに在住

前野律［マエノリツ］
１９４１年生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みみずく]

なんだか読書が捗らない時には、面白いロマサスに限る。暴君の父親からやっと逃れられたと思ったら支配する人間が変わっただけのテレサの結婚生活。しかもその夫が殺人犯で、やっと刑務所送りにしたのに脱獄。その事実を知りテレサは、反撃する力をつける為に傭兵J・Tの元に自分を鍛えて欲しいと依頼する。貶され抑圧されてきたテレサに力を貸すJ・Tとその妹マリオンも同じような問題を抱えていることがわかる。皆それぞれの問題に立ち向かう姿が力強く切なかった。

2016/05/16

[harutamano]

「棺の女」シリーズからの、リサ・ガードナー。ってこれ前に読んだわー！なるほどマッチョな元海兵隊J.T.を立てずともD.D.とキンバリー・クインシー、そしてフローラがそれぞれガッチリ描かれるまでに20年かー！うおー！最初の一冊。翻訳してくれてありがとうヴィレッジブックスさん！

2023/09/21

[ちぇしゃ]

読み終わってすぐにもう一度再読しようかと思うくらい面白かった。連続殺人犯の夫と闘うために、元海兵隊で傭兵のヒーローに鍛えてもらうヒロイン。弱い立場にあっても凛とした強さを失わないヒロインと、鍛え上げられた最強の戦闘能力を持ちながらも精神的には脆いヒーロー。ヒロインの気持ちの流れとかにちょっと？？？と思うところもあるんだけど、物語の展開とおもしろさで一気読み。アリシア・スコット名義の本でも思ったのだけど、この作家の作品、さくっと残酷ｗロマンス本として読むとちょっと後味悪いかもだけどわたくしは大好きです

2015/02/08

[Michelle]

久しぶりに紙の本が手に入って、ロマサスみたいなので読んでみたけど全く好みではなかった。ヒーローに救いがない。ヒロインの愛が救う？いや、そうはならないだろ。

2020/11/09

[パワフルあっこ]

女性向けサスペンス 作風は好き。この作家また読みたい

2015/02/20