ショウ・ミー・ザ・マネー―アメリカのスポーツ・エージェントを巡る法的諸問題

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  • サイズ B6判/ページ数 242,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789717618
  • NDC分類 780.253
  • Cコード C0076

内容説明

「ショウ・ミー・ザ・マネー(俺のところにデカい仕事を持って来い)」。選手は、自分のエージェントに対して、激しい口調で言う。現代における、両者の関係を端的に表す言葉だ―。今やプロ・スポーツは、テレビ放映やスポンサーシップ、年俸など、大金が動く巨大産業に発展した。こうした中、今日、その影響力の重大性が認識されているのが、チームとの交渉などを選手に代わって行う、スポーツ・エージェントである。だが、利権がうごめく世界だけに、彼らと、選手やチームとの間で、これまで数多くの事件やトラブルも起こってきている。スポーツ・ビジネス先進国アメリカでは、どのような問題が発生し、どのように解決を図ってきたのか。そして今後の課題としてどんなことが考えられるのか。スポーツ・エージエントの起源、発展の経緯とともに、法的観点から彼らの実状に迫る。

目次

第1章 スポーツ・エージェントとは何か
第2章 スポーツ・エージェントの沿革とその歴史的発展
第3章 スポーツ・エージェントの役割
第4章 スポーツ・エージェントの活動形態
第5章 スポーツ・エージェント契約の概要
第6章 スポーツ・エージェントによる権限濫用、違法行為
第7章 スポーツ・エージェントに関する法的規制
第8章 新しいスポーツ・エージェント像の模索

著者等紹介

升本喜郎[マスモトヨシロウ]
1987年3月、東京大学経済学部経済学科卒業。映画、テレビ・ドラマの制作会社勤務を経て、1993年4月、弁護士登録(第二東京弁護士会)、TMI総合法律事務所入所。1999年、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)スクール・オブ・ロー(LL.M.)に留学。同校卒業後、米国ニューヨークのソニー・ミュージックエンタテインメント・インクの法務/ビジネス・アフェアーズ部門にて研修し、2001年9月、TMI総合法律事務所に復帰。現在、主として、映画、音楽、プロ・スポーツ、放送、情報通信に関わる法実務に従事。特に、プロ・スポーツの分野では、スポーツ選手のマネジメント業務を行う(株)サニーサイドアップの顧問弁護士として、プロ・サッカーの前園真聖選手のJリーグ、ヴェルディ川崎への移籍、中田英寿選手のイタリア・セリエA、A.C.ペルージャへの移籍を初めとする、様々な契約問題を手がけている
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