内容説明
時は西暦１８０年、皇帝マルクス・アウレリウス治世下のローマ帝国に、ひとりの勇猛果敢な将軍がいた。その名はマキシマス。皇帝の信頼篤いマキシマスは、戦いを終え、愛する妻子のもとに帰る日を心待ちにしていた。しかし、野心に満ちた皇帝の息子コモドゥスの陰謀により、マキシマスは地位を奪われ、最愛の家族を殺され、すべてを失う。明日の命をも知れぬ剣闘士奴隷となったマキシマス。いつしか彼の心にひとつの決意が芽生えた。生きて、闘いつづけよう、復讐を遂げるまでと―。古代ローマ帝国を舞台に繰り広げられるスペクタクル・ドラマ。
感想・レビュー
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ミーコミル
1
●マキシマス総司令官『背筋の凍る様な斧と鋭い刃をかわす秘訣は、常に先制を仕掛ける事だ』●グラディエーター・マキシマス『アレーナに踏み入れた瞬間、最初に狙うのは敵の中で一番小柄な男でもなく、ビクついたやつでもない。寧ろ自信に満ち溢れ威嚇してくる男に狙いを定めるのだ。最強の者が倒れれば他の連中は意気消沈し、見込みが無いと思うものだ』『(ルシアスへ防具の胸元を指して)これはアルジェント。こっちはスカート。共に俺の馬だった…』●ルッシラ『（息絶えるマキシマスへ）私達の息子は生きている。二人とも誇りに思ってるわ』2022/08/16
