内容説明
1977年、『新たなる希望』に始まるスター・ウォーズ・トリロジーが発表されると、その丹念に作り込まれた世界観に人々は驚愕した。それから20数年後、すべての物語の始まりである『スター・ウォーズエピソード1 ファントム・メナス』が製作され、新旧のテクノロジーと手法を自在に駆使し、想像=創造の力によって我々をスター・ウォーズ・ユニバースのさらなる彼方まで連れ去ることに成功した。これは、デザイン監督のダグ・チャンを始め、これ以上ないほどの才能がこの作品に集結し、旧3部作の美術を手街けた偉大なアーチストであるラルフ・マクォーリーやジョー・ジョンストンの志を見事に受け止め進化させた証しにほかならない。本書は、この『エピソード1』の製作にあたって生み出された膨大なデザインとアイディアの集大成であると同時に、ジョージ・ルーカスが信頼をおいた新しい美術部門のクリエイティビティを直接目撃することのできる唯一の公式記録でもある。
目次
トレード・フェデレーション
惑星ナブー
ナブー:オータ・グンガ
ナブー:シード
タトゥイーン:砂漠の惑星
コルサント:都市惑星
スケッチからスクリーンへ
コンセプト・デザイン・チーム
謝辞
映画の完成からマーケティングへ