内容説明
本書は、音楽プロデューサーという仕事をより深く理解してもらうために、プロデュース・ワークの具体的な内容や手順について、僕の経験から得た音作りやレコーディングに関するノウハウや、過去に仕事をしたアーティストたちの現場でのエピソードなどを交えながら、紹介している。
目次
第1章 プロデューサーの実像
第2章 レコーディング前にすること
第3章 スタジオワーク
第4章 トラックダウンとマスタリング
第5章 レコーディングをめぐるエトセトラ
第6章 僕が見たアーティストたちの真実
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅん
7
スピッツにとって笹路さんとの出会いが大きかったのは知ってたけど、笹路さんにとってもスピッツは大きかったんだなとわかる本だった。草野正宗・桜井和寿・奥田民生が飲み会でそれぞれの考え方を披露していた、などというエピソードもでてくる。一サンプルだけど、音楽業界の「プロデューサー」の時間配分がわかって面白い。99年の本なので、今は様変わりした音楽業界の変化に思いをはせたりする。プリンセスプリンセスの演奏力・作曲を含めた実力を高く買っていて、アイドル扱いはもったいなかったといっているのが新鮮な印象。2021/01/25