内容説明
14歳のボビーにとって、人生はまだはじまったばかりだった。だが、彼を受け入れた世界は、破滅にむかう衝動に満ちた、どこまでも救いのない世界のみ。彼は、恋人で売春婦のロージー、ジャンキーで泥棒のメル、そしてその恋人のシドとともに、犯罪を繰り返す日々を送っていた…ドラッグに浸り、快楽を貪るために。そして、暴力が魂の「出口」を見つける最良の手段だと信じて。悪夢のような犯罪社会から生まれた、本物の犯罪小説。
感想・レビュー
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- にんじん 新潮文庫