内容説明
隆介への想いを断ち切るために、そして料亭を隆介に継がせるために、大介は東京の大学へ進んだ。気ままな大学生活を送る大介の前に、同じ大学の後輩・草尾が現われる。草尾は、大介にとって気になる瞳をしていた。いつかどこかで見たことのある、瞳。救えるのは自分しかいないと思わせる瞳。一方、仕事の用でたびたび上京する隆介とも、大介はまた逢うようになっていた。大介と草尾と隆介、それぞれの想いを胸に秘め、崩壊へ向かって三人は突き進む―。
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- 知識ゼロからの教会入門