内容説明
今は拷問も、迫害もないけれど、棄教に追いやるような風潮は強く、昔と違う形で教会は迫害を受けているのです。この現代の「迫害」にどのように対処したらいいのか。
目次
第1章 迫害と殉教―昔と今―“紀元二千年”と“長崎殉教四百年祭”を前にして
第2章 殉教ところびを越えて―「紀元二〇〇〇年」への希望とマザー・テレサ1
第3章 殉教ところびを越えて―「紀元二〇〇〇年」への希望とマザー・テレサ2
第4章 現代の殉教と少年ルドビコの祈り
第5章 根源の出会い―聖霊の場
第6章 日本と日本のカトリックの選択―A少年とX JAPAN hideの葬儀
第7章 出会いのひらめき―コロンビア人母子とサマリア女性
第8章 世界宣教と世界教―聖フランシスコ・ザビエルと法王ヨハネ・パウロ二世
著者等紹介
粕谷甲一[カスヤコウイチ]
1923年インド、コルカタ市に生まれる。1944年受洗。1950年東京カトリック神学院入学。1951年オーストリアインスブルックに留学。1957年スイスバールにて叙階。1959年帰国。浅草教会、アリの町教会で司牧。1961年真生会館館長、カトリック学生連盟指導司祭。1967~1982年青年海外協力隊勤務。1995年~NPO法人「芝の会」理事長。2011年2月9日帰天(87歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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