著者等紹介
いまむらあしこ[イマムラアシコ]
今村葦子。1947年、熊本県生まれ。『ふたつの家のちえ子』で野間児童文芸推奨作品賞、坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞、同作品および、『良夫とかな子』『あほうどり』により路傍の石幼少年文学賞、『かがりちゃん』により野間児童文芸賞、『ぶな森のキッキ』により絵本にっぽん大賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』によりひろすけ童話賞を受賞。長編、幼年童話、絵本まで作品多数
すえざきしげき[スエザキシゲキ]
末崎茂樹。大阪府生まれ。染色、アニメーション、イラストレーター、その他いろいろな職業をへて、出版の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
31
絵本。いるいるこんな子!自分勝手で、すぐ泣いちゃって、だけど心根が優しくて。周りの子供たちは不満一杯。でも、彼らの親が我が子に同調せず、落ち着きのないこの子とを暖かく見守ってくれているのが素晴らしい!親にも子にも、読み聞かせたい一冊です。2017/03/11
たまきら
27
おりしも昨日学童に娘を迎えに行ったら、1年女子たちがおおもめの最中。その後2時間近く娘さんのうっぷんを聞き、彼女の語彙と正義感、メンタルの強さを誇りに思ったり、困ったり(泣くまで追い詰めるなよ…)。出来る限りのオカンの意見を伝えたその夜、この絵本を読んでなんだか反省。「みんないいとこ、こまったとこある。」これでいい気がする。フクロウ先生、すげえ。2018/10/23
遠い日
10
みんなと協調できないこだぬきくん。いい子なんだけれど、周りをかき回す。もみの木学校の親たちが、みんなでこどもたちを守ろうと一致団結するスタンスがすばらしい。楽しい、いい運動会ができました。2018/02/13
2時ママ
3
次女 小5 ひとり読み。2021/12/25
miyu
1
落ち着きのない子をみんなで見守ろうとするお話。息子は今のところ大丈夫そうですが、「いつもうるさい子がいるんだよ」など言ってきたらまた読み聞かせたいです。4歳3ヶ月2017/10/03