内容説明
古代オリエント世界(現在の中東諸国一帯)の地形、風土、生活、宗教や文化の背景を知り、ヘブライ語の原意を学んで、イエスの言葉の真の響きを聴こう。
目次
序章 ただ一つの時
第1章 花の時
第2章 向かい合う時
第3章 歩む時
第4章 知る時
第5章 悲苦を生かす時
著者等紹介
池田康文[イケダヤスフミ]
1955年、東京都渋谷区生まれ。玉川大学文学部教育学科(教育哲学コース)卒業。私立中高一貫校教員、福祉施設指導員、福祉系新聞編集者、玉川大学非常勤講師を経て、現職の教育新聞編集局次長。大学や一般向けの場で教育関連などの講演・講義も。ユダヤ教・ハシディズム、「ユダヤ人イエス」の探究をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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在我壷中
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キリスト教には縁はない!『風の中「あなたはどこへ?」と問う声』に惹かれて手にした。十五歳の頃ノートへ書き殴った一文『何のために生きる、誰のために生きる、花へ風へ雲へ問え、花は美しく咲く喜びを、愛でてくれる人へ和みを、風は爽やかな香りと共に花を鳥たちを運ぶ、雲はその時々へ自然の厳しさをも雨風雷さへも運ぶ、夏の海へ雄々しき姿を現す、・・・美しい花の咲く爽やかな風の吹く雄々しき雲の臨める、そんな国へ、世界へ旅立ちたい』60を過ぎこの本を手にした。花の時、鳥の時を語るイエスの詩心・・・第一章花の時・・・と2014/05/29