内容説明
祈り方のやさしい手引き書として親しまれた「目からウロコシリーズ」最後となる本書は、信仰生活の中核「聖書」へと私たちを導きます。聖書をゆっくり読む―レクチオ・ディヴィナは、古代から行われてきた最も基本的な祈りです。
目次
第1章 レクチオ・ディヴィナとは何か
第2章 どう読めば、祈りになるのか
第3章 善きサマリア人
第4章 レクチオ・ディヴィナの神学
第5章 レクチオ・ディヴィナにおける精神の四つの働き
第6章 具体的な手順
第7章 おわりに
著者等紹介
来住英俊[キシヒデトシ]
御受難修道会司祭。1951年滋賀県近江八幡市生まれ。神戸育ち。大学では法律を学んだが、司法試験に連敗。1975年電気メーカーに就職した。1981年に洗礼。御受難修道会に入会。1984年初誓願。1989年司祭叙階(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
23
聖書を読み始めているものの、なかなか内容理解までいかないので手にしました。が、読み方の手解きというよりは、聖書を使った祈り方のような感じ。こんなに一字一句味わっておられないのが、悲しいところです。勉強にはなりました。2018/01/09
Atsushi Sakamoto
4
ここのところずっと聖書が読めてない。ある人にそのことを相談したら、この本を貸してくれた。そうそう自分の勝手な解釈!これって結構大切なんだよね。でもそれだけじゃ聖書を読み続けることに繋がらない。対話し、祈るための本だから。一人での読み方の手ほどきを促してくれる。神学でもない、固定観念にとらわれた読み方を捨てて、素手で聖書に向き合えるようになれる内容です。目からウロコでした。2014/06/02
piece land
3
レクチオ・ディヴィナに取り組んでいます。 とても分かりやすく書かれていました。 祈るのが、何とかなりそうという気がしてきました。2014/08/27
もちもち
2
とてもよかった。ゆっくり聖書を読んで、親しむこと。ハードルが低くて、やりやすい、笑。この本自体も読みやすい!わかりやすい!ウロコシリーズはどれも気楽で、ありがたい。ゆっくり、気負わず、聖書に馴染んでいきたいと思います。2018/07/14
Butterfly
2
代母にレクチオ・ディヴィナを勧められて読んでみた。 何度も聖書を読むと、特に今の新共同訳には項目に題が付いているので、"あの事か"となってしまう危険性がある。 改めてゆっくり向き合う時に助けになると思うし、宗派に関係無く聖書に親しむ方法と思った。2017/09/10