内容説明
よみがえる遠藤周作の名インタビュー。どんな人にも心を開き、開かせることのできた話術が共感を呼ぶ。
目次
専門的にしてふかァーいお話(北杜夫)
女の子たちの夢の教室(今田美奈子)
音楽と教室と…(團伊玖磨)
大和魂をめぐって(山本健吉)
あらゆるものから豊かに吸収して変わりつづけよう(森下洋子)
日本人の母子関係(山村賢明)
ユングとキリスト教(河合隼雄)
「おバカさん」神父の三十数年(ジョルジュ・ネラン)
すべてはグリュックリッヒ(幸福)だ(楠田枝里子)
一人で死にたくなるのも無理がない(三浦朱門)
性受難時代に生きる少年少女たち(荒川和敬・靖子)
信仰を育てるために、日本の土壌に強く根を張る(森一弘)
家庭内暴力と親のあり方(斎藤茂男)
この大好きな透明感に抱きかかえられて…(木崎さと子)
中年探偵団「時間はしぜんにできてしまいます」(藤井康男)
「舟も四艘、もう言うことはあるめえ」(秋元きみよ)
人妻といえば不倫、息子といえば反抗(遠藤龍之介)
人のために働くよりも謙虚に人の世話になり…(矢代静一)
著者等紹介
遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年3月、東京に生まれる。1929年、6歳のとき、父の転勤で大連に移り、1933年、神戸市の六甲小学校に転校。夙川教会で受洗、洗礼名はポール。1941年、上智大学に入学し、同年12月、同人雑誌「上智」第1号に、評論「形而上的神、宗教的神」を発表。1942年2月、同大学を退学。1943年、慶應義塾大学文学部に入学。1948年3月、同大学文学部仏文科を卒業。1950年6月、戦後最初の留学生として、フランスの現代カトリック文学を研究するため、リヨン大学に留学。1953年、健康を害してジュルダン病院に入院、同年2月、帰国する。1955年7月、『白い人』で第33回芥川賞、1958年11月、『海と毒薬』により第5回新潮社文学賞、12月、同書により第12回毎日出版文化賞を受賞。1966年、『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1976年、ピエトゥシャック賞を受賞。1971年、ローマ教皇庁より、シルベストロ勲章を受ける。1978年、『イエスの生涯』で国際ダグ・ハマーショルド賞、1979年、『キリストの誕生』で読売文学賞を受賞、同年、日本芸術院賞を受けた。1980年、『侍』で野間文学賞、1994年、『深い河』で毎日芸術賞を受賞。1995年9月、入院。同年11月、文化勲章受章。1996年9月29日、慶應義塾大学病院にて死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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