目次
世界と人がつくられたとき
神さまを信じたアブラハム
イサクとそのふたごのむすこ
エジプトに行ったイスラエルの子ら
エジプトを出る
神さまとの契約
約束の地まで
ヨシュアにひきいられて
さばきびと(士師)たち
モアブから来たルツ〔ほか〕
著者等紹介
脇田晶子[ワキタアキコ]
白百合短大国文科卒業。聖パウロ女子修道会シスターとして、長年単行本の編集に携わり、自分でも児童向けに聖書関係の本を多数著作している
小野かおる[オノカオル]
東京生まれ。1953年東京芸術大学美術学部卒業。現在東京造形大学名誉教授、新制作協会会員、日本国際児童図書評議会理事。壁画レリーフやモニュメントのデザイン制作をし、また児童書の作家として、創作絵本やイラストレーションの制作をしている。サンケイ児童出版文化賞など、受賞多数
今道瑤子[イマミチヨウコ]
1951年東京女子大外国語科卒業。1975年ローマ・グレゴリアナ大学神学部卒業。1978年教皇庁立ローマ聖書研究所聖書学修士課程卒業。聖パウロ女子修道会シスター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジェミーマイン
6
まず、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記というモーセ五書がわかりやすくかいつまんで書かれていて、そのあとは、神から与えられた約束の地を奪ったり奪われれたりとか、神様を信じる人にはお恵みがあり、悪い行いをする人には罰が当たったりというエピソードがこれもわかりやすく書かれています。信仰を持っていないのでいろいろ疑問は湧きましたが、旧約聖書がどんなものかというのはざっくりつかめました。2019/11/02
カオルオ
5
聖書とは、結局、歴史物?伝説?神話?宗教的な教え??(ある程度史実も含まれるのでしょうがどこまでがそうなのか・・・。)たくさんの人物が次から次に出てくるので総じてどう解釈するのもなのか悩んでしまいます。旧約~としては、ヤコブ、ヨセフ、ヨシュア、モーセ、サムエル、ダビデ、ソロモン辺りがハイライトになるのでしょうか・・・?既に頭が混乱しています。一番知りたいのは、「聖書」を(ある程度)理解することで得られるもの、ですが、日本人の後追いでは難しいのかも知れません。ともあれ続けて「新約~」にも行ってみます。 2021/06/16
もちもち
3
すっごく読みやすくて、すっごくわかりやすい…「子どもの」がついている方より、こちらの方が、中高生以上、大人向けに感じる。とてもとてもおもしろい。読みやすくなるようにこまめに解説を入れてくれるのだけれど、そこが聖書学者のシスター今道の監修の力のすごさで、シスター脇田のやさしい文体と、シスター今道の聖書理解の深淵さで、ものすごく魅力的な本になってると思う、すごい!2025/03/11
Akamushi
1
旧約聖書は初めて読んでみたのだが、物語になっているのでスラスラ読み進められた。ヨセフの話など、「7つの習慣」でも引用されていた。今度は新約聖書も読んでみたい。2012/09/12