内容説明
明るい笑い声の絶えなかった雪国の小さな町の家族に、ある日突然の不幸が…。長女の不慮の事故でずたずたに切り裂かれた家族のきずなと希望―。寝たきりの長女をかかえてどん底の不幸からはい上がろうとするお母さんと家族の奮闘を、長女の目をとおして描く感動のノンフィクション。
目次
菜摘子の一日
事故のあとさき
涙の捨て場教室
メリーゴーランドのお姫さま
大輔の作文
裕介のこと
「ユア・ポップハウス」の友人たち
お母さんの玉手箱
このひと言を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
＊*+コンコン+*＊
1
なっちゃんや家族みんなの気持ち考えると涙がでちゃった。加害者にされてる人もなっちゃんがいきなりとびだしてきたから仕方ないんだけど家族はその人を恨んじゃうよね。メリーゴーランドにお父さんと一緒に乗ってるなっちゃん、それを追いかけながら｢お姫さまみたいだよ！｣と声をかけるお母さん。これが一番泣けました。もっとたくさんの人に読んでもらいたいな。2013/10/28
