目次
まえがき・遠藤周作―伏線
今道友信―清らかなものへの憧れに生きる
東敦子―その声は神さまからの贈り物
K・ウルケンホースト―ある民族に属し、そこに大きな罪をみると
藤本和延―嵐の海上で人間ができること
速水弥生―ひざまずき、頭をさげて
江藤俊哉―ぼくは絶対に神を信じた
横光桃子―人びとがいかに愛に充ちているか
岡田可愛―バック・ミラーに見た母の祈る姿
藤原英司―生物を造ったものを探したい
高橋康也―文学に出発した知的な選択
井上誠―こんな自分でも生きる価値がある
井上章子―真実は隠されて見えないもの
蛭間重夫―そのままのほうが人生だと…
越永重四郎―この生命は自分のものではない
中原功―母親が信じ教えてくれたもの
正木聖子―娘が愛を残してくれた
小山正雄―道ばたに落ちた白いハンカチ
小林真一―結婚の条件として出発し
遠藤雅美―平穏で恵まれた世界の中で
倉富孝子―自分の神さまをやっと見つけた
細川俊夫―音のない空間が音をいかす
森田順平―信者でもないのに祝福が受けられた
徳永瑞子―アフリカの自然の光の中で
小沢優子―神さまはどこにいるか
権代敦彦―〈音〉が〈声〉に変わるとき
内田淑子―愛はネ、心が真ン中に書いてある
新田敞―知性をこえて信ずる願いがある
A.バッシ―愛したら隠しておくことはできない
田中千禾夫―天国泥棒はしたくない
加賀乙彦―神父さま、質問がもうありません