内容説明
米国のある学者の研究によると、世界でもっとも気候のよい都市はカナリア諸島のラスパルマス市とのこと。食べ物はうまい。祭りがあり、秘境があり、マリーン・スポーツがある。人々の人情はあつい。そして、季節になると、この島原産のカナリアが妙なるさえずりを聞かせてくれる…大西洋に浮かぶ楽園。
目次
第1章 「大西洋のハワイ」に住む幸福な日本人
第2章 私のカナリア―喜びと別離
第3章 日本人を大事にしてくれるカナリアの人々
第4章 お祭り大好きのカナリア島の人々
第5章 カナリア七姉妹島のプロフィル
第6章 浮沈空母カナリアを巡る血腥い戦い
第7章 終章 沖縄とカナリア諸島
著者等紹介
船越博[フナコシヒロシ]
1936年生まれ。1960年4月より2000年3月までの40年間外務省勤務、その間、本省(アジア局、文化交流部、領事移住部)、在外公館(5大陸11カ所)勤務。2000年5月独立行政法人日本国際協力機構(JICA)アドバイザー。2001年4月関西外国語大学教授(国際政治学、地域研究(アジア)、異文化コミュニケーション)就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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