住宅・不動産実務ブック
なぜ日本の家は倒壊するのか―地震に負けない家づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784789226165
  • NDC分類 527
  • Cコード C2030

内容説明

耐震診断や耐震改修の重要性を、もっと市民に理解してもらい、実行してもらうために、専門家でない人にとっても分かりやすく解説したものがあればいい、と常々思っていました。昨年の七月に日経BP社が「SAFETY JAPAN 2005」というホームページをインターネット上に開催する際に、建築物とりわけ一般市民にとって関心のある木造住宅等の耐震診断・耐震改修を中心としてコラムを書くように依頼され、「地震に勝つ住宅負ける住宅」と題して一二回にわたって連載しました。本書はその連載記事に手を加えて必要な書き込みをしたものです。

目次

なぜ、日本の家は倒壊するのか―耐震性の低かった昔の家
迫り来る地震とその被害予想―首都直下型地震では一万二〇〇〇人の被害に
地震を受け入れてきた「日本人の住宅観」―地震が来たら仕方ないという文化
「地震に弱い建物」が放置されるのは―耐震補強の推進を阻む意識と知識
「誰でもできるわが家の耐震診断」―まず住まい手自身で試してみよう
耐震診断と補強工事の進め方―正しい手順と契約を
地震発生時の「建物被害判定」の仕組み―目的ごとに異なる三つの調査
マンションの耐震診断―長期修繕計画に組み込みたい耐震補強の視点
木造住宅の耐震補強法―既存の技術で得られる十分な効果
耐震構造偽造問題が明らかにした課題―求められる耐震性の情報公開
命を守るための応急的な対処法―家具の配置法や近所の助け合いが重要に
住宅耐震化促進の枠組み―制度を活かした持続的取り組みを

著者等紹介

杉山義孝[スギヤマヨシタカ]
(財)日本建築防災協会専務理事。1950年山口県生まれ。京都大学大学院修了。建設省入省。木造住宅振興室長。兵庫県都市住宅部住宅建設課長。愛知県建築部長。国土交通省建築指導課長。財団法人日本建築防災協会専務理事。名古屋市建築審議会委員(平成10年7月)、消防審議会幹事(平成12年7月)、柏市建築審査会会長代理(平成17年4月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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