内容説明
本書は、不思議な魅力に満ちた本である。在来、出版されてきた数ある類書とは異なり、ここでは各野外実験の計画と手法に重点がおかれ、その研究がどのように遂行され、結論の導き方にどんな問題点があったかが詳しく論じられている。またそれぞれの研究例はそれが行われた生態系ごとに、そして対象動物が属する栄養段階ごとにまとめられている構成上ユニークなものになっている。
目次
第1章 生態学の課題と研究方法
第2章 生態学の実験計画における必要条件
第3章 生態学の実験におけるトレードオフ
第4章 森林での実験
第5章 遷移途上の陸上群集での実験
第6章 乾燥した環境での実験
第7章 淡水環境での実験
第8章 海洋環境での実験
第9章 野外実験から得られる結論
補章 最近の野外実験の動向



