学校を救え!

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学校を救え!

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789009737
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

今の子どもたちに目立つのは、自分自身を否定する傾向である。この「自分いじめ」は、早期教育のストレス、受験競争の圧力の中で、「あなたはダメだ」と言われつづけることによって、身体にしみこんでしまう。いじめが、さらに「自分いじめ」に追いやる。「学級崩壊」という現象は、学校に通うことで自己を否定され、将来への希望を放棄させられてきた子どもたちの主張である。制度としての学校は、子どもたちが通いつづけるまま、沈没しかけている。必要なのは、果てしなき議論ではなく、具体的な救援策なのだ。

目次

第1章 「自分いじめ」は超えられるか(自分をほめられない子どもたち;「自分いじめ」はどこから生まれるのか ほか)
第2章 まず親から自分を変えよう(「犯人探し」からの卒業;暴走した門扉―と、門扉のない学校 ほか)
第3章 学校が子どもに見捨てられるとき(普通の子の普通じゃない生活;「順調」に育ったからこそ壁にぶち当たる ほか)
第4章 学校を救え!(子どもの器に学校を合わせよう;子どものSOSにこたえるチャイルドライン ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆう

7
1999年の本。今の教育問題かと思いきや、今も昔も問題は変わらずなのか。教育行政というか、子ども若者政策の人、という印象が強いので、そうかなるほどと思った。この時代は、まだ区長ではなかったのかな?学校は誰もが経験するが、誰もが納得してる訳ではないことが、難しさを増す。2017/10/17

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