内容説明
本書では、海外担当者とこれから英文契約書を学ぼうとしている方々に、英文契約書はどう読めばよいかというガイドラインと取引交渉の場で直面する問題点を具体的な事例を引用しながら解説しました。
目次
第1章 英文契約書の背景
第2章 契約書の英語
第3章 売買契約書
第4章 ライセンス契約書
第5章 合弁会社契約書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cambel
15
苦手な英語(~_~;) いい加減逃げ切れなくなってきたので、お取り寄せ。出版は少し古めだけど、基本はこれに頼ってみることにします。法務の専門の人はいるので、実務に関連した項目を中心に読んで、実際に仕事で締結した契約書と照らし合わせてみた。日本の契約書にも決まった言い回しがあるけれど、英語のそういう表現はわかった。覚えられるかは別ですが(苦笑)ラテン語由来の言葉もあるとは以外。日付の読み方も漫然と読むと罠にかかりそうなので、気をつける。図書館に予約した本はもう少し新しいのでそれも読んだらなんとかなりそう。2017/12/24
やまやま
6
英文契約書の入門教科書として、特に日本語で契約文書を手がけた経験がある方は役立ち感がある書物と思う。第1章の英文契約書の背景として、米国の陪審制度から来るリスクや、裁判管轄権の場所決めの意義といった点を分かりやすく書いている。自分自身の仕事としては、第3章の売買契約や第4章のライセンス契約の例文が参考になった。巻頭にあるように、andとorの意味するところや、日付の範囲に当日は入るのかといった課題にも(また課題の回避法も)よく解説がなされている。訳者の飯泉さんは研修会社も経営されているようです。2019/05/27
yusaku hanada
2
呼んでみると内容面白かった。契約を締結するにあたり、どのようなポイントに気を配る必要があるのか考える機会となった。2017/05/16
くりりんワイン漬け
2
この契約書は基礎事項が完全に網羅されていて2回読むことで十分基礎知識のだれにも聞けない系の情報は取得できました。2013/04/24