内容説明
医学的エビデンスに基づいた正しい飲み方で、限られた時間を味わい尽くせ。
目次
第1章 世界の長寿者はなぜお酒にこだわるのか(ブルーゾーンが教える酒と長寿の秘密;なぜ赤ワインを愛飲する人に長寿が多いのか ほか)
第2章 長生き飲酒と「酒の肴」の法則(「食べながら飲むと酒がまずくなる」なんて誰が言った?;飲んだ酒の5分の1は胃から、残りは小腸から吸収される ほか)
第3章 健康寿命を伸ばす最強の飲み方(満腹で酒を飲んではいけない;飲み方の極意はチビリチビリ ほか)
第4章 医学的に正しい肝臓と膵臓の守り方(肝臓と膵臓は2大沈黙臓器;粗食は肝臓を弱らせる ほか)
第5章 酒の通説を科学する(なぜ「酒は1日1合」なのか;「朝寝、朝酒、朝湯で身上を潰す」 ほか)
著者等紹介
志賀貢[シガミツグ]
北海道生まれ。医学博士、作家。昭和大学医学部大学院博士課程修了。長らく同大学評議員、理事、監事などを歴任。内科医として約55年にわたり診療を続け、医療制度に関しても造詣が深い。その傍ら執筆活動を行い、数百冊の作品を上梓。作詞家としても活躍し、美空ひばり『美幌峠』『恋港』などを手がけた。北海道の屈斜路湖畔を望む美幌峠には歌碑が建っている。白衣を身にまとって半世紀以上、医療と文筆の二足の草鞋を履いた内科医として日夜診療の現場に立ってきた。主な著書に『医者のな*(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チャー
12
医師である著者がお酒との良好な付き合い方について解説した本。本書の前半は酒好き長寿の逸話を交えながらお酒の良い面を綴りつつ、後半部分では誤った飲み方への注意を伝えている。適度に食べつつそんなに多くない量を大勢で楽しみながら飲むことが大切。つい飲みすぎてしまうこともあるが、どのように飲むかという作法が重要という指摘はなるほどと思う。飲み会などでは自分のペースで程よく飲むことも重要。肝臓のためには良質的なたんぱく質が必要とのこと。アルコールの取りすぎではない脂肪肝は過食が要因であるようだ。2023/07/23
シュウヘイ
2
酒はなくても困ることはない 依存症や肝臓疾患で困っている人はたくさんいる2023/07/26
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