内容説明
豊かな日本語の世界を再発見する。なぜ「こんにちは」は、「は」と書くの?心身を整えるには、履物をそろえることが大切?齋藤孝版日本の歳時記。
目次
第1章 日本人の心づかい(人づきあい;「ハレ」の日 ほか)
第2章 ことわざ(人生;人間性 ほか)
第3章 日本の四季(立春;雨水 ほか)
第4章 生き方(寛容;礼儀 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主な受賞作品に、宮沢賢治賞奨励賞『宮沢賢治という身体』(世織書房)、新潮学芸賞『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、シリーズ260万部を記録した毎日出版文化賞特別賞『声に出して読みたい日本語』(草思社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Roko
30
昔の人たちの経験値が凝縮されたものが「忙中閑あり」というような言葉として残っています。忙しさに苦しめられているのは今のわたしたちだけじゃないんだ、昔の人だって忙しさに心をなくすこともあったのだと思いを馳せる「閑」の時間が大切なのです。 なぜ「いただきます」なのか、「ただいま」なのか、毎日使っている日本語だけど、その意味をよくわからずに使っているものがたくさんあります。もっと日本語を勉強しないといけませんね。#本が好き!2023/04/12
はるま
19
素晴らしい内容の本です 初読著者ではありせん メディアにもよく登場されておられる方で現在は明治大学文学部の教授として教鞭をふるっておられる方で、教育関係の著者も多数執筆されています 本作は4章からなる構成で、それぞれの章が「日本人の心づかい」「ことわざ」「日本の四季」「生き方」ということで、僕自身知らないことが多くて、ただただ無知の知を思い知らされる思いでした 大切に手元に置いておき、何度も読み返してみたいなぁと思わされる内容でした 多くの人にぜひ手に取って読んでもらいたいなと強く思う 良書ですね2023/04/08
たまりん
1
当たり前に使っている言葉ですが、実は意味も分からず使っていることが多いと考えさせられました。この本に載っていることを全て覚えることはできませんが、一年を通してあぁ今日はこんな日でだいたいこんな意味があるんだと知ることができ、少しですが深く四季を感じることができるようになれた気がします。あとことわざも親鸞の言葉とかが気になるので今度は親鸞に関する書籍も読んでみたいと思いました。2023/09/06
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