内容説明
わが国の経済・社会を構造的に改革する“切り札”のイメージがつくり上げられた「規制緩和」。だが、こうしたムードや議論に落とし穴はないだろうか。本書は、規制緩和先進国であるアメリカの教訓をふまえ、“光と影”を併せもつ規制緩和の本質を浮き彫りにし、業界、そして企業の現実的対応の方策を提示する。
目次
第1章 規制緩和をどう考えるか
第2章 規制緩和先進国アメリカの教訓
第3章 求められる日本社会の将来像
第4章 規制緩和と中小企業の課題
第5章 石油業の規制緩和と課題
第6章 酒類業の規制緩和と課題
第7章 トラック運送業の規制緩和と課題