出版社内容情報
発達障害の特徴が一目でわかるイラストと豊富な実例で構成!
吉濱 ツトム[ヨシハマ ツトム]
著・文・その他
内容説明
苦手な人間関係も、日常生活も、ちょっとしたことでうまくいく!43のシーン別に発達障害の人の特徴を詳細解説。
目次
1 発達障害の人の感じ方、考え方はこんなに違う(なんか人とは違う―子どものころから浮いた存在だと感じていた;劣等感と優越感―なぜ自分だけうまくできないんだろう ほか)
2 日常のコミュニケーション(雑談―話したいけど話せないって変?;冗談―冗談と本気ってなにがどう違うの? ほか)
3 学校・職場でのコミュニケーション(指示―「この」「その」ってなにを指してるの?;依頼―相手へのお願いがうまくできない ほか)
4 恋愛、夫婦、親子のコミュニケーション(恋愛編1―恋人といるより、ひとりでいるのが好き;恋愛編2―デートでもきちんと割り勘にしないと気がすまない ほか)
著者等紹介
吉濱ツトム[ヨシハマツトム]
発達障害カウンセラー。幼い頃より自閉症、アスペルガーの症状に悩まされる。障害の知識の習得に取り組み、あらゆる改善法を研究し、実践した結果、数年で典型的な症状が半減。26歳で社会復帰。同じ症状に悩む人たちが口コミで相談に訪れるようになる。現在、個人セッションのほか、教育、医療、企業、NPO、公的機関からの相談を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
9
あまりピンとこない2022/12/18
りお
7
定型発達者の場合と発達障害の場合両方の例が載っているので分かりやすい。実生活にも使える知識が書かれていて良い。2021/03/20
Jas
4
どれもこれも自分に当てはまる特性ばかりではあったが、具体的な会話例のようなものを求めて手に取ったので、求めていたものとは違った。ワーキングメモリやメタ認知の鍛えることが解決策として挙げられている。2021/04/19
徳島の迷人
2
著者がASDのカウンセラーなのでASDに比重を置いた本。LDは無い。メタ認知と自己肯定感が解決のカギを握る。自分を撮影したり言動を記録して多くの人に判断してもらう。共感性が少ないために訳も分からず怒られて自身を無くす。ASDは謝りたくないがため記憶のすり替えが存在。聴覚より視覚優位が多い。しかし「自分はASDかも」と思う時点である程度メタ認知が働いているから、軽症か?本には練習だと割り切るの対策が多いが多分、疲れる。無理して定型発達者と付き合い続けるのって幸福か?定型発達者の行動は常に正しいか?とも思う。2021/11/14
たじ
2
定型発達の人と発達障害の人の差についてはイラストを交えて分かりやすいものの、一枚めくった症状をやわらげるためには、の記載されたページの終節がカツマー本レベルでさらっと難易度高い事書いてあるのであまり人様におススメできません。自分で読んで実践できたり、支援できるなら既にこの本の存在意義は薄くなります。積み重ねと表現された点をもっと噛み砕いて欲しかった。2019/09/24