内容説明
専攻分野別に典型問題の解法を分析。志望理由書・研究計画書の要点を解説。
目次
1 専攻分野別の典型問題と解説(MBA・MOT;公共政策・メディア;心理・福祉・教育;医療・倫理)
2 志望理由書・研究計画書の書き方(書き方の原理;添削例1―志望理由書;添削例2―研究計画書+志望理由書;研究計画書の構成要素)
著者等紹介
吉岡友治[ヨシオカユウジ]
東京大学文学部卒。シカゴ大学大学院人文学修士課程修了。予備校で国語および小論文試験の受験指導を担当。インターネット小論文添削講座「VOCABOW小論術」校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐藤一臣
16
今まで読んだ小論文の書き方の書籍の中で群を抜いてわかりやすく合格する内容を盛り込んだものだと思います。社会人入試専用にはなりますが、大学入試の小論文対策にも有効です。というかこれほどまでの論理構成で書けるようになれば確実に大学入試レベルであれば読む人を唸らせることでしょう。といっても、その唸らせる文章を作るに当たって、その過程がつぶさに語られているので、読んで勉強すればそうした文章をモノにすることができますね。どの対策本を読むよりもこれ一本でベースは作れます。それほどまでに読んでおくべき本ですね。2016/11/20
くりりんワイン漬け
2
吉岡氏の論文の小論文の書き方はとてもよくわかる本である。 実は口頭では論文のような話し方をしている方もいらっしゃるだろうが、いざペンをとるとなかなか、自分が話している内容通りに表現できないものである。 言い回しにおける指南書ではないが、言い回しを気にするということはやはり全体構成がうまく自分の中でまとめ切れていないがために、無駄な箇所に意識が先に向いてしまいやすいのかもしれない。 その点で構成方法などを血肉化するにはとてもよろしい攻略書である。2014/01/12